Y2 PROJECT

2014.12.01

WISS2014に出展しました

2014年11月26日から28日の3日間にわたって、第22回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ(WISS2014)が開催されました。WISSは、2泊3日の泊り込み形式で新しいアイディア・技術を議論するワークショップで、ヤマハは「ピアノの演奏に合わせてネットワーク越しに存在するeVocaloidが 歌うデモ」を発表しました。ピアノの演奏者(人)と歌い手(機械)が別の場所にいながらセッションを行うというデモです。


ピアノに合わせてネットワーク越しのeVocaloidが歌う

この一連のデモはヤマハの3つの異なる技術を駆使して行われました。

1. ネットワーク越しのセッション

インターネット越しの音のやり取りには遅延(音の遅れ)が生じるため、通常音楽のセッションを行うのは困難です。Netuduettoを使えば、できるだけ小さな遅延での高音質なオーディオ送受信が可能となり、これによって、離れた場所にいる人たち同士でも音楽セッションができるようになります。

2. 機械がピアノの演奏に合わせる

通常人がピアノの演奏に合わせて歌う場合、相手の音をよく聞き、呼吸を合わせながら歌う必要があります。今回、歌い手は機械でしたが、Score Alignmentと呼ばれる技術でピアノの音を聞きタイミングを合わせることができました。この技術は、あらかじめ演奏する曲を指定しておけば、マイクから入ってくる演奏情報を元に、 今その曲の「どこを弾いているか」を逐次教えてくれる技術です。これによって、発音のタイミングを計算し正しいタイミングで歌うことができました。

3. 機械が歌う

NSX-1というヤマハのチップでは、専用音源「eVocaloid™」という少ない処理量で歌声を合成できる方式を用いることによって、ほぼリアルタイムに歌声を出力できます。今回も、専用ライブラリeVY1が、力強く伸びのある歌声を披露しました。

他の出展者様やイベント参加者皆さまにこの技術をご体感いただき、貴重なご意見をいただくことができました。